自分が優先したいポイントと同時に、「これはナシでしょう」というNGポイントも知っておきましょう。私が個人的に避けたほうがいいと思うのは、建物の南側が大きな道路に面している、というロケーション。1DKなど、ひとり用の住まいを借りたと想像してみてください。たいていの場合、大きなメインの採光窓は南か、南に近い向きにあるはずです。そして家に居る間、開けることが多いのも、この採光窓ですね。さらにベランダは普通、メインの採光窓の外にあるため、洗濯物や布団を干すのも南の窓。
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うららかな日差しが入ってくる春、開けたくなるのは、きっと、南の窓ですね。その時、窓の外が幹線道路だと、まず排気ガスが気になる。片側2車線、3車線という大きな道路なら、騒音も大きいでしょう。ということは、せっかく南に窓がついていても、ストレスの種になりかねない大きな道路に面していては、開ける甲斐、窓のある甲斐がないというもの。これが、北側の窓が道路に面しているというのなら、話は違います。北向きの部屋で北側にしか窓がない家なら別ですが、北側以外にも窓がある住まいの場合、北の窓を開けていつも北側の部屋にいる、ということはあまりないと思うのですね。ひとり用の住まいでも、リビング空間はどちらかといえば南寄りにあり、北側はベッドを置いて寝るだけなど、昼間はあまり活用されない空間に当てられるのではないでしょうか。それなら、北の窓はあまり開けないか、開けても換気目的程度で、たとえ外に幹線道路が走っていようと、あまり気にならないかもしれません。せっかく自分の城を構えるのですから、便利な場所でもなるべく静かで快適に過ごせる環境を選びたい。そう考えると、大きな道路に面していない建物ならそれに越したことはないのですが、もしも道路沿いの建物だとしても、メインの採光窓の外側が大きな道路でないことを確かめたうえで決めたほうがいい。私はそう思います。