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羊から狼へのヘンシーン

2011.11.18

銀行が紹介した業者に売却を依頼すると銀行の筋書き通りにコトが進むようにできています。業者から購入する人が見つかった、手付金も支払われた、と連絡が入ります。購入者が決まったことを銀行に電話で伝えると重要な話があるからすぐに来て欲しいと言われ、訪問すると次長と担当者がにこやかに待ち構えています。「おめでとうございます。売却が決まり一安心ですね」(安心なのは、おまえの方だろ)「つきましては売却金を差し引いた残債の件でございますが……」ここで無担保債権に対して公正証書作成を要求してくるのです。

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さらに第三者連帯保証人を出せと言ってきます。羊から狼へのヘンシーン(親切な紳士的な羊だと思っていたら、悪質なヤクザではないか)。公正証書はそのまま債務名義となります。強制執行が即刻できる怖い証書なのです。普通は、絶対に作ることを了承してはいけません。これ以上他人にも身内にも迷惑をかけてはなりません。新たな保証人なんて論外です。もちろん断るべきです。ところが彼等は上品な顔をして狼の本性を出してくる。「それでしたら、抵当権抹消には応じられません」「そんな馬鹿な!」抵当権抹消をしない物件を買う人なんていません。まして、手付金が打たれている以上、こちらの都合で解約すれば2倍の違約金を支払わねばなりません。抜き差しならない状態に追い込んで罠にはめるトリック。羊の皮を被った狼の本性がここにあります。あなたはここで初めて罠にはまったことに気付くのです。「親切面して約束がちがうじゃないか!編しましたね」「とんでもない言いがかりですね。冗談ではありませんよ。最初に約定を破られたのはお客様の方でございます」ごもっともな話だと納得している場合ではありません。くれぐれも債権者の言うことを信用してはなりません。





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