急進テレビ朝日のスタジオを入れることになったアークヒルズでは、スタジオに必要な面積をどう確保するかという課題に取り組んでいた。思いついたのが地下空間の活用だった。スタジオ棟の約3分の2をアークヒルズのカラヤン広場の下に組み込み、地下にテレビスタジオをとったのである。ちなみに、サントリーホールも大半が地下に埋め込まれている。サントリーホールやテレビスタジオにった方は、「住宅棟や広場の下にこんな空があったとは」と驚く。
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丘陵地という地形と、急濾スタジオを組み込むことになった偶然が重なり、「地下の利用」という最適解が生まれた。考えてみれば、コンサートホールやスタジオに太陽光は必要ない。むしろ、これらの施設は遮光性や遮音性に優れ、大空間がとれ地下や人工地盤下が適している。この経験が発端となって、六本木ヒルズや表参道ヒルズでも、地下や人工地盤下の利用に本格的に取り組むようになった。